農業経営支援センターについて

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<報告> 静岡支部「農業経営研究会」主催セミナ-
「安全な農産物とGAPへの取り組み」開催される

平成19年11月26日午後2時から浜松市の「市福祉交流センター」で、標記のセミナーが開催された。主催は中小企業診断協会静岡支部の「農業経営研究会」であったが、講師は支援センター東海2ブロックの吉岡正明(GAP専門部会リーダー)、川口和孝、中島清吾、及び農研会員の和田邦彦の5名であった。支援センターからは東海3(静岡)の全員のほか、岡山の増田泰三会員、岐阜の神村晃二会員など12名が参加した。事前に「静岡新聞」、事後に「中日新聞」にも報じられ、一般参加者はJA・県・市職員、数人の農業者を含む約50名。

テキストは36ページに及び、①食品安全GAPとは何か、②流通業者の取り組み、③認証取得の実際、④行政主導のGAP手法・・・について104コマにまとめられ、プロジェクターでビジュアルに説明された。このなかには総合スーパーの雄・イオンGAPの例、生協の4つの自主基準、コンビニチェーンの安全対策、静岡ミストファームの例、鹿児島・長崎・徳島・静岡・愛知・栃木・茨城など県段階の認証制度などを含み充実したもの。

静岡の「農業経営研究会」では、この日のため「流通業者のGAPへの取り組み」についてのアンケート調査やGAP認証取得企業の訪問調査を行うなど、独自の情報収集活動を展開した。

参考までに、セミナーの内容のごく一部を紹介すると・・・

①2007年9月のJGAP認証の農場数は204。
②ユーレップGAPについて、現在世界70ケ国、約6万の農業者が認証を取得。
③岐阜県の朝日大学による消費者調査によれば、「GAPを知っている」は2.4%に過ぎず、「なんとなく知っている」15.5%、{知らない}82.1%。
④イオンのイオンGAPの位置づけは、「生産面でのGAPは、リスク管理というより、むしろ社会的なインフラと位置づける」「GAPに加え、もっと上を目指したイオンA-Qによるトータル品質管理を推進」「安全に対する危害を排除することを主眼とするのでなく、お客さまに価値ある品質を提供する仕組みと考える」というもの。